4月18日 セレモニーホールの地鎮祭が行われました。相談を受けてから2年半、敷地の選定から工事費検討を経て着工することができました。今秋の完成予定です。
また、現在 寺院ホールの設計がほぼ完了して施工予定業者に見積もりを依頼しています。背後の山に向かう変形寄棟屋根の建物です。
終焉・冥福・供養の場を設計する機会が重なり、自身の終活・終の棲家についても考えさせられます。
建築士会塩山支部で、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された甲州市塩山 上条集落 を散策しました。甲州市教育委員会 文化財課担当者に案内をお願いし、有意義な見学会でした。今後は保存と共に、いかに地域活性化に生かしていけるか課題も多いようです。
先日、私の住む玉宮を含んだ塩山北地区活性化推進協議会が設立されました。農泊(農業体験を核とした民泊)による地域活性化が目的です。先の上条集落や 地域のワイナリーなども含め 農を中心とした活動を推進していきます。この事業に関連して 古民家を改修し体験施設として活用する設計を手掛けています。
4月末に建築士会の支部総会と 峡東建設事務所による講習会を開催しました。その中で、民泊・建物の用途変更についての話題もあり、今後申請手続きの面で(建築基準法等法令遵守は当然ですが)、古い建物の用途変更が検討し易くなるようです。背景には古い住宅のストックが増え続けている状況も大きいです。
下段写真は、TOTO gallery間 ヴェネチアビエンナーレ国際建築展 en アートオブ・ネクサク。
水面
ニット
9月30日 気仙沼ニッティング代表取締役 御手洗瑞子さんの話を聞く。
デザイン・産業として 自立・持続していく理由。
www.knitting.co.jp
国立新美術館 安藤忠雄 挑戦 実物大 光の教会
初期の建築群に惹かれます。瀬戸内海の島々も訪ねてみたい。
東京ミッドタウンで、移動式コンサートホール ARK・NOVA(基本構想・磯崎新)を見る。
すみだ北斎美術館(設計:妹島和世)、エッジの効いたシャープな外観
公園との繋がり・トイレのデザインが少し残念。
仕事
4/15 建築士会・塩山支部の研修で、川越市に行ってきました。江戸時代・蔵造りの街並みで有名です。
建築士会なのでヤオコー川越美術館(伊東豊雄 設計)を見学。内外ともコンクリートの壁・スラブだけで構成され、採光・雨水処理など、構造・デザイン的にも難易度が高い建物です。・・・素晴らしさが わかりずらいでしょうか?
本日は、岡部生花店がオープン お祝いに行ってきました。落ち着いたら竣工写真・案内します。
丹波山村で、古い住宅のリノベーション工事が始まりました。
今回は天井と床の回収がメインです・・・が、解体し始めると、気になる部分が・・・、予算を調整しながら、目指すは 既存の和を活かした面白い空間です。
開発がらみでなかなか進まなかった寺院のホールも実施設計開始。
民間の集会施設、敷地が二転三転しつつも実現に向けて進行中です。
■2017年 7/16(日) 11:00~17:00 連休の真ん中
ASJ甲府スタジオ(甲府市下飯田3丁目5-17)にて 第40回 未来をのぞく住宅展 参加します。
新築・リフォム等計画の有無にかかわらず 建築やデザインに興味があれば、お気軽に来てください。
Link ASJアーキテクツ・スタジオ・ジャパン 参照願います。
商店街
ANDO
ポストモダン
建築勉強会
4/10、建築士会塩山支部の研修で、静岡県に行ってきました。
三島スカイウォーク、韮山反射炉、沼津御用邸、東山旧岸信介邸+とらや工房。
御殿場のとらや工房は、現代建築と数寄屋建築の名作を一緒に見ることができる場所です。
1969年に建てられた岸信介邸が公開されています。建築家・吉田五十八氏の晩年の作品です。案内をしてくれた方が非常に建築に詳しく、楽しく見学できました。
居間や食堂の大きな硝子戸の納まりディテール、和室の欄間・照明・床の間など、40年以上前の設計とは思えない、現代建築の模範となるようなすっきりしたデザインです。吉田五十八という建築家 素材や構造にはあまりこだわりがなく、とにかく見た目の美しさに徹底的にこだわって設計をしていたそうです。天井の梁は構造とは別物であくまでも意匠の一部、柱も実は貼りもの張りぼて、薄くシャープに仕上げるために構造補強で鉄を埋め込んだり、茶室・水屋の照明スイッチのこだわりなど、なるほど楽しい解説を聞くことができました。(建物の仕上げと構造体は別と考え、和室を大壁+付柱でデザインした最初の建築家は 吉田五十八 だったような。) 全く古さを感じさせないモダンな建物でした。
広い庭園内には、建築家 内藤廣 設計による とらや工房 があります。岸邸とは対照的に、構造体である木・鉄が現し デザインに生かされた くつろげる空間です。
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