7/26に、東京都現代美術館で開催中 オスカー・ニーマイヤー展 ブラジルの世界遺産をつくった男 を見に行きました。
会場構成はSANAA。
世界遺産でもある首都ブラジリア、その整然とした計画都市で多くの建物を設計したニーマイヤー、有機的で自由な曲線とモダニズムの融合。学生時代に都市計画の授業で知ったブラジルの新首都、いつかは行ってみたいと思いつつ、その功罪ゆえ都市としては失敗ではないかと言われています。展示にあったニーマイヤー自身のインタビューを見て、その原因がわかったような気がします。
その後、伊東建築塾で 鳥取県智頭町 寺谷町長が講師の 「日本の原風景に磨きをかけ、過疎地を観光地に」 を聞く、自発的な活動こそが地方創生には有効であると、成功・失敗の原因は規模は違えどブラジリアの功罪にも通じるのかなとも思いました。
写真は、イビラブエラ公園 1/30 の模型(スペースだけで500㎡)の中を歩き回れます。これだけでも見る価値あります。
作者別: amemiya
田舎の学門
5/9に建築塾の講座のため恵比寿に行ってきました。その後 東京理科大で建築を学び始めた長男と GA→間→国立新美術館→21designsight と六本木アートめぐりをしました。大学でも街に出ていろんなものを見るように言われているようで、東京はデザインを学ぶには最適の場所だと思います。
学生時代も含め田舎暮らししかしたことのない自分はのんびりと心地よさもあるのですが、物足りない気もちもあり 田舎の学問より京の昼寝 を今更ながら実感しています。
山梨県2地域居住推進協議会で、都市生活者の田舎暮らし応援活動 もしていました。個人的には 地方生活者も大都市生活者も交互に行き来して 田舎と京 両方の生活を楽しむのが理想だと思います。
設計中
sendai
2月下旬、子供の受験のため仙台に行きました。東北地方は何度か訪れていますが、仙台は初めてです。私の 死ぬまでに見るべき建築リスト に入っている、仙台メディアテーク(建築家:伊東豊雄)を見学。外観からは浮遊感・軽さが感じられます。内部に入ってみると図書館・ギャラリーなどが仕切られているせいか、空間の軽さや広がりがあまり感じられませんでした。平日の昼間にもかかわらず利用者も多く、大切に使われていことがわかります。
昨年暮れに、ギャラリー間「伊東豊雄展 台中メトロポリタンオペラハウスの軌跡」を見ました。モダン~うねるチューブと見た目は違いますが、どちらも構造体がそのまま空間に現れ、支配しているイメージです。
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