水面

11月、設計事務所の集まりなどで、神戸・淡路島・徳島   そして 沖縄に行ってきました。
徳島市内の運河、鳴門海峡大橋・渦潮、淡路夢舞台の人工水面・瀬戸内海、国営沖縄記念公園。
恩納村 石畳の海岸では、小魚に気を取られ胸まで水没、水温は高くポケットのスマホもセーフ。
水面のある都市は楽しい。水面のある都市景観は美しい。
富山・盛岡・大阪・長崎・福岡・今治・函館・小樽・ボストン・パリ 水辺の都市はどこも記憶に残っています。
日常 近くに水面を感じられる街に住んでみたい。

ニット

9月30日 気仙沼ニッティング代表取締役 御手洗瑞子さんの話を聞く。
デザイン・産業として 自立・持続していく理由。 
www.knitting.co.jp
国立新美術館 安藤忠雄 挑戦  実物大 光の教会
初期の建築群に惹かれます。瀬戸内海の島々も訪ねてみたい。
東京ミッドタウンで、移動式コンサートホール ARK・NOVA(基本構想・磯崎新)を見る。
すみだ北斎美術館(設計:妹島和世)、エッジの効いたシャープな外観
公園との繋がり・トイレのデザインが少し残念。

 

仕事

4/15 建築士会・塩山支部の研修で、川越市に行ってきました。江戸時代・蔵造りの街並みで有名です。
建築士会なのでヤオコー川越美術館(伊東豊雄 設計)を見学。内外ともコンクリートの壁・スラブだけで構成され、採光・雨水処理など、構造・デザイン的にも難易度が高い建物です。・・・素晴らしさが わかりずらいでしょうか?
本日は、岡部生花店がオープン お祝いに行ってきました。落ち着いたら竣工写真・案内します。
丹波山村で、古い住宅のリノベーション工事が始まりました。
今回は天井と床の回収がメインです・・・が、解体し始めると、気になる部分が・・・、予算を調整しながら、目指すは 既存の和を活かした面白い空間です。
開発がらみでなかなか進まなかった寺院のホールも実施設計開始。
民間の集会施設、敷地が二転三転しつつも実現に向けて進行中です。
■2017年 7/16(日) 11:00~17:00 連休の真ん中

 ASJ甲府スタジオ(甲府市下飯田3丁目5-17)にて  第40回 未来をのぞく住宅展  参加します。
 新築・リフォム等計画の有無にかかわらず 建築やデザインに興味があれば、お気軽に来てください。
 Link ASJアーキテクツ・スタジオ・ジャパン 参照願います。

商店街

甲州市内の商店街、生花店の建て替え工事です。
1階は店舗・作業場、2階は住宅で一部が店舗です。
通りに大きく開放するため、構造計算により、金属ブレース・コボットをダブルで入れることで、全面ガラスのファサードになっています。
全体の色彩はグリーンでまとめています。正面はジョリパット塗の淡い緑、他の外壁面はモスグリーン、一部檜板貼り。
2階は室内の天井の形状が外部に現れています。1階と2階の店舗を繋ぐ螺旋階段。
7月上旬にはオープンの予定です。
商店街もシャッター通りになりつつあるので、賑わいにつながれば


 

ANDO

10月上旬、設計事務所の集まりで北海道建築を見てきました。
ちょうど、GA・JAPAN142号に掲載されていた 安藤忠雄設計 真駒内滝野霊園 頭大仏・北菓楼札幌本館を見ることができました。  
水盤・アプローチ迂回・土の中・光・・・・ 安藤建築の要素満載でした。
現在、寺院施設を3件ほど計画中です。限られた予算のなかで緊張感のある建物が出来ればと検討中です。dsc06368dsc06358

ポストモダン

九州地方の地震、熊本では建物被害が甚大なようです。早期復旧を祈り何か支援ができればと思います。

4/23 上野御徒町で高校の同級生の集まりがあり、楽しい時間を過ごしました。歳のせいか最近集まる機会も増えています。東京人の故郷への愛着・行動力 感謝です。
翌日、TXでつくば市に行きました。ポストモダン建築の代表作 つくばセンタービル(設計:磯崎新)、 究極のモダニズム建築 つくばカピオ(設計:谷口吉生)、 つくば南駐車場(設計:伊東豊雄) を見る。
日本最大の国際研究学園都市 
無機質な街のイメージでしたが、都市の軸線が明確で、ずっと続く歩道 歩いて楽しい街です。DSC_0028DSC_0032

建築勉強会

4/10、建築士会塩山支部の研修で、静岡県に行ってきました。
三島スカイウォーク、韮山反射炉、沼津御用邸、東山旧岸信介邸+とらや工房。
御殿場のとらや工房は、現代建築と数寄屋建築の名作を一緒に見ることができる場所です。
1969年に建てられた岸信介邸が公開されています。建築家・吉田五十八氏の晩年の作品です。案内をしてくれた方が非常に建築に詳しく、楽しく見学できました。
居間や食堂の大きな硝子戸の納まりディテール、和室の欄間・照明・床の間など、40年以上前の設計とは思えない、現代建築の模範となるようなすっきりしたデザインです。吉田五十八という建築家 素材や構造にはあまりこだわりがなく、とにかく見た目の美しさに徹底的にこだわって設計をしていたそうです。天井の梁は構造とは別物であくまでも意匠の一部、柱も実は貼りもの張りぼて、薄くシャープに仕上げるために構造補強で鉄を埋め込んだり、茶室・水屋の照明スイッチのこだわりなど、なるほど楽しい解説を聞くことができました。(建物の仕上げと構造体は別と考え、和室を大壁+付柱でデザインした最初の建築家は 吉田五十八 だったような。) 
全く古さを感じさせないモダンな建物でした。
広い庭園内には、建築家 内藤廣 設計による とらや工房 があります。岸邸とは対照的に、構造体である木・鉄が現し デザインに生かされた くつろげる空間です。

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計画中

現在計画中、寺院の本堂に隣接する 法事等を行うホールの新築です。
本堂の背後に立つ山に向かって傾斜する変形切妻の大屋根が特徴です。
内部も山に向かって天井が高くなり、正面に大きな窓を設けています。
コンパクトでシンプルな建物ですが、それゆえに細部のデザインや素材が重要となってきます。

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