4月18日 セレモニーホールの地鎮祭が行われました。相談を受けてから2年半、敷地の選定から工事費検討を経て着工することができました。今秋の完成予定です。
また、現在 寺院ホールの設計がほぼ完了して施工予定業者に見積もりを依頼しています。背後の山に向かう変形寄棟屋根の建物です。
終焉・冥福・供養の場を設計する機会が重なり、自身の終活・終の棲家についても考えさせられます。
建築士会塩山支部で、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された甲州市塩山 上条集落 を散策しました。甲州市教育委員会 文化財課担当者に案内をお願いし、有意義な見学会でした。今後は保存と共に、いかに地域活性化に生かしていけるか課題も多いようです。
先日、私の住む玉宮を含んだ塩山北地区活性化推進協議会が設立されました。農泊(農業体験を核とした民泊)による地域活性化が目的です。先の上条集落や 地域のワイナリーなども含め 農を中心とした活動を推進していきます。この事業に関連して 古民家を改修し体験施設として活用する設計を手掛けています。
4月末に建築士会の支部総会と 峡東建設事務所による講習会を開催しました。その中で、民泊・建物の用途変更についての話題もあり、今後申請手続きの面で(建築基準法等法令遵守は当然ですが)、古い建物の用途変更が検討し易くなるようです。背景には古い住宅のストックが増え続けている状況も大きいです。
下段写真は、TOTO gallery間 ヴェネチアビエンナーレ国際建築展 en アートオブ・ネクサク。
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